腰骨を
立てよう

ものごとをはじめる前には
必ず腰骨を立てます。
その意味は…

腰骨を立てているかどうかは
自分で気づけるので、子どもたちは自然に
自分と向きあいはじめます。
自分と向きあうようになると、
周りで起こるできごとも
自分ごとで捉えるように。
すると自分を変えることで、
周りで起こるできごとを変えられるとわかり、
それは主体性へとつながっていきます。
主体性を育むこと。
私たちがもっとも大切にしている教育です。

靴を
そろえよう

美しい生活習慣を
身につけます。
その意味は…

靴をそろえることは、
どんなことも丁寧にあつかう
注意力と責任感を育てます。
次への準備であり、物ごとの区切りを
意識することにもつながります。
そして何より、靴をそろえることで
もっとも大切なのは、
次に使う人への思いやりです。
靴をそろえると心もそろう。
私たちの「靴をそろえる教育」は、
「相手を思いやる心を育てる教育」に
つながっています。

話を
きこう

話す人の目をみて
話をきく習慣をつけます。
その意味は…

話す人の目をまっすぐみて話をきくこと。
すると目と耳で話をきく習慣がつき、
集中力がついてきます。
集中して話をきくことができれば、
自然と話の内容がわかり、
読解力を身につける土台をつくります。
読解力はすべての学習の基本です。
また、話す人の目をみて、
話す人が伝えようとすることを
イメージしながらきくことで、
想像力も育ちます。

あいさつは
元気よく
返事は
ハイ

元気にあいさつし、
返事はハイとこたえます。
その意味は…

どんなときも、誰に対しても、
目をみて丁寧にあいさつし、
ハイと素直に返事をする。
すると子どもたちの中に、
自分のことも相手のことも
大切に思う気持ちが育っていきます。
これからはさまざまな
価値観や文化をもつ人たちと、
さらにつながっていく時代。
丁寧なあいさつや返事がつくりだす
心地の良いコミュニケーションは、
子どもたちの人生を豊かにします。

これからの時代に求められること。それは「正解のない問いに答えを出す力」

正解のない問いに答えをだす。
そのためには自分で考える力が必要で、その基本となるのは主体性です。
高羽(たかは)の教育の目的は、主体性を育むこと。
では主体性はどうしたら育つのでしょうか。
私たちは「型」を学んだ先に身につくと考えています。

日本文化を代表する日本舞踊や武道にはすべて「型」があり、
人の心をつかむ「型破り」の技は、「型」を身につけた先にしか存在しません。
主体性だって同じです。
私たちは「型」として、
「腰骨を立てる」「靴をそろえる」「話をきく」「挨拶は元気よく返事はハイ」をおこなっています。

私たちの「型」の学びに欠かせないもの。
それは「関わりつづける教育」です。
子どもたちに責任があるのではなく、先生たちに責任があるという考えにもとづいた教育です。

たとえば、子どもたちが正しく箸を持てないときは、正しく持てるよう毎日寄り添います。
認め、褒め、肯定し、子どもたちが自信をもつまで、先生たちが関わりつづける。
高羽の教育の場には、子どもたちの成長を自分のことのように喜ぶ、
先生たちのあたたかな想いにあふれています。

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